入院
前回の続きです。 www.idagen.net 前回の続きです。 昨年4月下旬から5月上旬、CRT-D植込み手術のため、大学病院に入院したことを回想します。 手術(心臓再同期療法機能付き植え込み型除細動器 CRT-D 植え込み術)を受ける数日前に担当医から、かぜ引かない…
前回の続きです。 www.idagen.net 昨年4月下旬から5月上旬、CRT-D植込み手術のため、大学病院に入院したことを回想します。 大学病院に入院して病棟の部屋に入ると、最初に担当の医師や看護師が何人か来て、治療について幾つかの同意事項を説明され、渡され…
前回の続きです。www.idagen.net 昨年4月下旬から5月上旬、CRT-D植込み手術のため、大学病院に入院したことを回想します。 数年前に脳梗塞に罹りリハビリ病院に入院した時のことを思い出すと、セラピスト、PT(理学療法士)、OT(作業療法士)、ST(言語聴覚療法…
前回の続きです。 www.idagen.net 昨年4月下旬から5月上旬、CRT-D植込み手術のため、大学病院に入院したことを回想します。 心臓の検査と胸に植え込んであるペースメーカーを取り出し、CRT-D(両室ペーシング機能付き植込み型除細動器)を植え込む手術を受ける…
前回のブログ投稿の続きです。 www.idagen.net 2回目の心臓カテーテル検査は、去年、ペースメーカーをアップグレードするため、大学病院に入院した時でした。市立病院の担当医から、大学等の研究機関に行かないと、病気について精査できないという事で、紹介…
心臓カテーテル検査は、去年2回受けました。 局所麻酔をし、血管に細いチューブを通し、心臓の近くまで届かせ、そこから造影剤を注入して、撮影。心臓の状態や血管等を観察する検査です。 1回目は、心不全で入院時、カテーテル室で、右の手首と脚のつけねか…
病室を出ると、病棟の長い廊下の先にエレベーターホールがあり、その窓から下を見ると中庭が見える。ベンチ等はなく、そこでくつろぐ患者や、また、行き交う人も少ないようだ。どちらかというと寂れている場所という印象を受ける。エレベーターに乗って、病…
年が開けて、病院で暮らす日々、病院のリハビリがもう当たり前の日常となっていた。入院生活が快適とは云い難いが、外の寒さも忘れるほど、院内では空調が効いている。一見、社会と離れたこの病院の空間を、空調は常春のような、暖かく、落ち着いた雰囲気で…
主治医が、今後の治療について面談したいという。その方針の話を聞くと、本人のためにも入院を持続させてリハビリ治療を続けた方がよいと進められた。失語症は回復するのかと聞きたい気持ちがあったが、それはいわゆるリハビリの効果次第という、病院の立場…
大晦日をまたぎ、2015年元旦、病棟のデイルームの卓上で朝食を食べていた。元旦もリハビリを行い、病院で過ごすのかと思ったが、主治医から、2日の夜まで外泊許可がでた。家族が迎えに来た後、家に戻る予定だ。療法士から出るリハビリの課題が、その患者に…
作業療法の時間で、こんなリハビリがあった。新聞の記事を読み、何が書いてあったのか、その内容を療法士に伝えるリハビリだ。だいたい1000字程度の記事を読み、その内容を覚えている限り、療法士に伝える。記憶の中の記事の内容が、幾つものポイントを頭の…
リハビリ病院に入院してからの一日の流れは、こんな感じだ。起床6時。朝食が始まる時間までに、毎朝、7時前に病院の周辺を散歩し、病室で7時からのラジオのニュースを聴き、話の内容をノートにメモを取る。朝食は7時半。午前中のリハビリが終わると12時から…
会議やミーティングなどでノートにメモを取ること。仕事をする上で全く意識せずできたことも、脳梗塞を発症した後は、そのメモを取るという行為が非常に難しくなっていた。失語症という病気は、人が言う話を聞き取りにくくしてしまう症状がでるようだ。言語…
2014年、脳梗塞を発症し失語症に陥った。リハビリ病院に入院してその年、もうクリスマスに差し掛かろうとしていた。師走という月は、普段なら予定が立て込み、矢継ぎ早に仕事をこなしていかねばならない時期である。病気で入院という状況で、リハビリに打ち…
失語症を発症して、かなの五十音をそらで言えなくなった。毎日病室で、五十音表を見て文字を読み上げる。同室の患者に迷惑にならないよう小さい声を出す。私の頭の中の入っている文字の記憶は何処へいったのだろう。すべて忘れているわけではないが、記憶の…
担当医から、病院周辺の道を散歩していいと許可が出た。正し、散歩のコースは何通りかあって、そのコースの道を外れてはいけない。久しぶりに病院の外に出ると、決まった散歩道ではあるが、病院内の閉塞感から、少しながら開放された気持ちになった。病院周…
入院当初は、自分の病室がある病棟の階のフロア、病室、デイルーム以外、他の場所に立ち入っては行けないルールに縛られていた。リハビリの時間も担当の療法士が病室に迎えに来て、療法室まで連れていかれ、リハビリが終わると、療法士に病室まで送ってくれ…
リハビリ病院に入院してから1ヵ月ほど経った。日々のスケジュールに沿って、失語症中心のリハビリ治療を受けている。病院で、毎日規則正しい生活をするのは、脳梗塞になる前の不規則な生活を是正されるようで、改めて生活そのものを健康とともに考えさせる。…
言葉自体が自分から発せられない症状、失語症は様々なケースがあり、私の場合はどう病状を説明すればいいのか、一概に医師でなければ病状の分類はできないように思う。言葉の回復はどうか。学校のように決まったカリキュラムがあり、その成果は、科目をどの…
言語聴覚療法室は個室が複数あるようだ。個室の中で1対1でリハビリをするという。言語聴覚士に案内され言語聴覚療法室に入った。机の向こう側に療法士が座り、療法士と相対して私も椅子に座る。転院前の総合病院では、私の病名は脳梗塞であるとそう診断を…
妻にリハビリ病院に送ってもらい、10時頃到着した。入院手続きが終わると、病室に案内された。看護師から入院時のルールや病院の施設、その他の規定や注意事項の案内を受けた。午前中は医師の診察の後、CTやその他の検診が続いた。検診中、担当になる理学療…
「どうもお世話になりました」と、退院していく人に挨拶される。1ヵ月近く入院していると、何人かにそう挨拶を受け、その人を見送ってきた。私の病室は4人部屋なのであるが、何日かで退院していく人が多く、入れ替わり患者がその病室に入院していく。転院の…
入院してから約1ヶ月、リハビリ病院に転院の日が近づいてきた。脳梗塞になってから、新聞をテキストにして朗読したり、記事を書き写したりしてきたが、言葉の回復は遅々として進まない。自分の意見をいうことも脳梗塞のせいで差しさわりがあるし、文章を書く…
リハビリ専門病院に転院してから、実際にどんなリハビリを行うのかは、その時になってみないとわからない。今はただ、言葉が治るのなら、思いつくことは何でも試してみようと思う。私自身の脳梗塞の病状からいうと病前と変わらずに、新聞を読み取る事や朗読…
朝食が終わり、処方された錠剤を服薬したら、病院の売店で新聞を買いに行く事が毎朝の習慣になっている。担当の内科医からは、こう聞かれる。新聞に書いていることが読み取れるか。ラジオを聞いて言ってることがわかるか。私自身読んだり、言っていることを…
担当医が言うには、心臓CT検査の結果は、特に異常は無かった。ただ今後、心臓に対してのチェックを心に留め置いてほしいと、事あらば検診することを示唆した。もし万が一心臓に異常が起こったら、ペースメーカー埋め込まなければならないリスクがあるらしい…
心臓CTの検査が終わり、妻と子どもが病室に来た。病室は大部屋なので、内科病棟のナースステーションの前のフロアで面会することになった。子どもが定期試験のことや部活のことなど、学校の様子を話しかけてきた。子どもの話を聞き、それに対して子どもに話…
看護師が、心臓CT検査の日程が書いてあるスケジュール表を、病室のベッド側の壁に貼って行った。その表を見るたび、検査で異常なければいいと、半ば祈るような心境になった。検査当日、その時間になると車椅子に座らせられて、検査室まで、看護師に連れて行…
脳梗塞を発症して、血液検査、レントゲン、心臓エコー、CTスキャン、MRI など病院で様々な検査を受けた。特にMRIは検査が時間が長く、だいたい30分ぐらい掛かったような気がする。入院して2週間ほど経ち、一通り必要な検査は終了したんだなと思った。担当医…
入院している地域の総合病院は結構、建物が古い。病院内の掃除は行き届いて清潔な感じがする。また、廊下、階段、ロビー等の照明が足りなく、病室を出ると、薄暗い感じがする雰囲気だ。内科の病床のフロアには飲み物を売っている自動販売機は無く、1階まで行…