言葉をめぐる旅 plus CRT-D

じぶんの病気の付き合い方を考えるブログ

検査 Part 1 [入院 #12]

脳梗塞を発症して、血液検査、レントゲン、心臓エコー、CTスキャンMRI など病院で様々な検査を受けた。特にMRIは検査が時間が長く、だいたい30分ぐらい掛かったような気がする。入院して2週間ほど経ち、一通り必要な検査は終了したんだなと思った。担当医の回診の際、心臓について詳しい検査をしたいとの事で、心臓のCTスキャン検査を提示された。その検査の説明の中で、CTスキャンの最中、造影剤を血管に注入する必要があり、それにより副作用がある場合があると説明を受けた。不安ではあるが、造影剤使用の検査の同意書にサインをする事となった。脳梗塞を発病し、それになお心臓も悪いのかと、担当医に体の状態を詳しく聞きたかった。前々から気になっていた不整脈がよりひどくなったのかもしれない。しかし、その質問も担当医に対して、自分の頭で思ったことを言葉で言えない病気が自分の口で言うことを妨げた。担当医が言うには、検査の結果を見て、異常が見つからなければいいのだが、状態がよくなかったら、場合によってはその病状に対して治療策を施さなければいけないという。検査結果が悪ければ、心臓の治療をしなければならない。もしかすればとリハビリ病院に行くどころではない状況なのかと、ことのほか動揺した。