言葉をめぐる旅 plus CRT-D

じぶんの病気の付き合い方を考えるブログ

言葉はよくなるのか [入院 #15]

担当医が言うには、心臓CT検査の結果は、特に異常は無かった。ただ今後、心臓に対してのチェックを心に留め置いてほしいと、事あらば検診することを示唆した。もし万が一心臓に異常が起こったら、ペースメーカー埋め込まなければならないリスクがあるらしい。検査結果の内容を聞くかぎり、今のところは心臓に対して特別な薬の処方はなく、普通に生活できるそうだ。脳梗塞という病気以外は体の方は大丈夫であると内心、安堵した。リハビリ病院の転院に関しても問題なさそうだ。今、入院している病院で受けているリハビリ科の言葉のリハビリは、専門家による療法ではなく、リハビリ病院に行く前の暫定的な措置である。担当の療法士もリハビリ病院に行って専門の治療を受けてくださいと言っている。転院する予定のリハビリ病院のパンフレットを見ると、脳梗塞の患者のリハビリ対して、様々な療法があるようだ。言語聴覚療法、理学療法作業療法と、それらに対して予備知識はなく、どんな治療を施してくれるのかは想像し難い。リハビリ病院でリハビリを受ければ言葉はよくなるのかと、期待して転院の時期を待っている。しかしながら、未だ本格的な言葉のリハビリはまだ取り組んでいない。リハビリ病院で、果たして自分がどこまで言葉のリハビリについていけるか。リハビリに対してのモチベーションをどこまで維持できるかは、多分に自分自身の問題である。言葉は回復できるのかという期待値はどれくらいなのかという不安材料が心をよぎり、それでも粛々と今できる言葉のリハビリせねばと、しきりにそう思った。