言葉をめぐる旅 plus CRT-D

じぶんの病気の付き合い方を考えるブログ

体重

f:id:idagen:20190416215600j:plain


去年前半は本当に体調が悪く、2回、病院に入院した。1回目は2月から1カ月程、心不全の治療とペースメーカー植込みで市立病院に入院。
2回目は4月から1カ月程、心臓カテーテル検査、心筋生検、CRT-Dにアップグレードするため大学病院に入院。退院してから、6月頃位までは、血圧も100を切っていることが多く、1日中起きてるのがつらかった。食欲や体力も無く、20分位散歩に行くが、10分位歩いていると、次第に疲れが溜まってきて、途中、立ち止まって休憩を入れる。朝6時に起きて、昼過ぎに12時間昼寝、夜は21時には就寝していた。

心不全に状態なると、心臓の動きが悪くなり、体の中の水分を外に出せなくなる。

入院初日、レントゲンで撮った胸の写真を、液晶モニターで見せてもらうと、心臓の周りも白く映っている。肺とお腹にも水が溜まり、下半身も浮腫んだ状態であった。

体の中に水が溜まっているので、体のどこかを切って何かチューブで水を出さないければいけないのか、と想像していたら、点滴のチューブから、利尿剤を注入される。体内から水分を排出するということは、薬できるのであって、そういうことか、納得がいった。毎日朝、体重が量られ、23日ごとにレントゲン。医師の回診の際、体重の増減が話題になる。

大学病院で入院した時は、朝、体重をナースステーションの前で量り、看護師に渡された用紙を病室で記入する。

心臓カテーテル検査と心筋生検が終わった翌日、体重計に載ったら、体重が増えていた。翌日朝、利尿剤を注入される。体重減るのはいいのだが、増えると...。医師にとって、体重が少しでも増えると対処の仕方が少し厄介になるのであろうか。

CRT-Dを植込んだ手術の後、CRT-Dのメーカーの人から、ペースメーカー(CRT-D)遠隔モニタリングシステム、体重計、血圧計が貸与された。自宅に宅配便で配達するという。体重計と血圧計はモニタリングシステムにブルートゥース接続され、CRT-Dの計測データと一緒にサーバーへ3G通信されるようだ。退院時、医師からしっかり管理するようにと言われた。

 

「体重計に載るのはつらいよ」

 

私は身長が165cm。今日の時点で体重が44.9Kg。体重は軽い方が心臓に負担が掛かかりにくいと言う。病気なので仕方ないが、体重もコンピューターが使うしきい値のごとく、管理しなければならない。