言葉をめぐる旅 plus CRT-D

じぶんの病気の付き合い方を考えるブログ

心臓カテーテル検査 #3

前回のブログ投稿の続きです。
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去年、20184月、心臓カテーテル検査、心筋生検、CRT-D(両室ペーシング機能付き植込み型除細動器)にアップグレードするため、大学病院に入院しました。

市立病院で心臓カテーテル検査を受けた時は、膀胱留置カテーテルの挿入はありませんでしたが、大学病院の手順では、心臓カテーテル検査と、心筋生検の受ける前に、病室で、膀胱までカテーテルを入れられました。痛さは無いのですが、下半身に違和感があり、とても苦痛でした。

車椅子で心臓カテーテル室に行き、診療台に寝かされました。前回検査を受けた市立病院の心臓カテーテル室では、洋楽ポップスが、バックグラウンドミュージックとして、静かに流れ、医師や看護師からも逐次、声掛けがあり、緊張が少しほぐれことが多々ありました。しかし、今回検査を受ける大学病院の心臓カテーテル室は、音楽などは流れていなく、患者をリラックスさせる要素はまるでありません。診療台の脇には、大型ディスプレイが数台並び、体内の画像、モニターされる数値やグラフが映し出されています。検査に立ち会う医師も淡々と作業を進めます。

途中から、首から上は布でガードされ、医師やスタッフが実際に何を行っているのかは、目視で確認することはできません。左の手首に局所麻酔を打ち、切開して、血管からカテーテルを入れられたようです。

造影撮影も終わり、今度は心筋生検です。首のつけねに局所麻酔を打たれました。血管から何を入れられたのかはわかりませが、心筋の組織を採取するカテーテルでしょう。医師が、時折「パンチ」と声を出すので、組織を採取してるところなのかなと、想像しました。

23時間、心臓カテーテル室にいたと思います。病室に戻り、看護師が膀胱留置カテーテルを抜いた時、どっと疲れが出て、しばらくベットの上で休みました。

翌日の朝、体重を測ると、600g増えていました。回診の際、点滴薬の影響で心臓が大きくなっていると言われました。また、肺に水が溜まっているのかと思いました。

翌日、心不全で市立病院に入院した時と同様、利尿剤を注射されました。効き目は強力です。何度も病室とトイレを行き来しました。翌日の朝、体重を測ると、600g減りました。

MRICT、心臓カテーテル検査、心筋生検と大きな検査は終わり、入院期間も後半のCRT-D(両室ペーシング機能付き植込み型除細動器)アップグレード手術のみとなりました。