言葉をめぐる旅 plus CRT-D

じぶんの病気の付き合い方を考えるブログ

心臓病とライフスタイル

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ここ数年、自分のライフスタイルが大きく変化してきました。一般に、3大疾病といわれるうちの、脳卒中、心疾患にかかってしまい、病気の回復に多々時間を要しました。5年前の脳梗塞での失語症。昨年の心不全でのペースメーカー、CRT-D(両室ペーシング機能付き植込み型除細動器)植込み、病気との悩みや問題は生活する上での重しでもあります。解決の術は誰がどう教えてくれるでは無く、自分自身で見つけるしか方法がありません。

 

今の体調と生活の維持、仕事はどうするればいいのか。暮らしをバランス良く保っていくには、病気を自覚して、体調を最優先する生活を日々実践していくのが良いと思っています。規則正しい生活リズム、減塩と低脂質、野菜中心の食生活、医師の処方する薬を正しく服薬、医療機関の信頼できる情報を基にして、病気の進行を抑えることができればと思っています。

 

昨年、CRT-Dを植え込んだ後、秋になって程よく体調も良くなってきたので、仕事を始めても差し支えないだろうと思い、ハローワークで求職しました。病院からは、週5日軽労作であればと、週3日ですが半年契約で倉庫・商品管理の仕事を始めました。健康な人であれば、さほどきつくは無い仕事内容でありますが、週に3日ですが、心不全にかかる前の身体の状態と比べると、勤務日でない時に休んでも疲れが取れません。半年後、続けようと思えば更新はできたようですが、任期満了で退職します。

 

仕事をして、疲労がかさむと、心臓に負担がかかるのかもしれません。病院の定期検診で血液検査すると、仕事を始める前のBNP心不全のマーカーの数値より、仕事に勤めた後の方がBNPの数値が上がっていました。疲労と心臓病の兼ね合いが不安になり、任期が終わったら仕事は辞めようと思いました。身体と心に負荷がかからない仕事、世の中にそんな仕事は無いのは分かっているのですが、体に負担がかからない、以前のようなデスクワークに求職しても、管理目標に気が張り、また脳梗塞が起こってしまうのではという焦りや、失語症自体、だいぶ良くなってきましたが、人とのコミュニケーションは大丈夫か、という自信の無さをつくづく感じてしまい、ハローワークには行けずじまいです。