言葉をめぐる旅 plus CRT-D

じぶんの病気の付き合い方を考えるブログ

内科クリニック通院 2019年10月

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先月の10月25日は、内科クリニックの通院でした。いつもは自転車に乗っていくのですが、気温も低く、朝から雨が降っていて、傘をさして自転車に乗るのも憚られるので、バスでに行くことにしました。丁度良い時間帯のバスが無く、9時に予約した時間より、1時間早くクリニックの近くに到着しました。

 

利用するバス会社は、乗車時、身体障害者手帳を提示すると割引運賃で精算できます。心機能障害でペースメーカーを植え込だ後、病院で医師に診断書を作成してもらい、地域の自治体の福祉課に申請すると、数カ月後に身体障害者手帳が交付されました。医療の公的な補助を受けるのに、最初は戸惑いもありましたが、自分の健康状態を考えると、国の社会保障に掛かってもよいのではと次第に思うようになってきました。

 

クリニックは9時に開院なので、それまでは外で待たなければなりません。クリニックの近くにあるカフェで時間を潰すことにしました。店内でコーヒーを注文し、スマホキンドルで読みかけの本を読書していたら、予約時間まであっという間に時が過ぎていきました。2,3分遅れてクリニックに到着すると、雨のせいか待合室では、外来客が少なく、先月と違い患者でごった返す感じはなく、しんとしていました。

 

会計時、担当の人から、指定難病の更新が10月ありましたので、受給者証をコピーさせて下さいと言われました。特発性拡張型心筋症は難病法に基づいて指定難病とされています。自治体に用意した書類を提出し、書類審査が通れば、指定難病医療費受給者として認定されます。今年も去年と同様、引き続き更新され、この間自宅に受給者証が郵送されました。対象者になると自己負担上限月額が決まり、公費で医療費の助成が受けられます。新しい指定難病医療費受給者証で事務手続きしてもらいました。

 

病気で健康を損ねても、病気の種類や病状によって、条件が医療助成の対象となれば社会保障を受けられるという仕組みは、今の自分にとって切り離せないものとなっています。薬物とペースメーカー(CRT-D、心臓再同期療法機能付き植え込み型除細動器)の治療効果が進み、減塩の食生活と適切な運動で、病状が良くなり心不全にならず、この先、健康な状態で日常生活を静かに暮すということを、実現できたらと思います。