言葉をめぐる旅 plus CRT-D

じぶんの病気の付き合い方を考えるブログ

ペースメーカーCRT-D植込み手術 #5

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前回の続きです。

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前回の続きです。

昨年4月下旬から5月上旬、CRT-D植込み手術のため、大学病院に入院したことを回想します。

 

手術(心臓再同期療法機能付き植え込み型除細動器 CRT-D 植え込み術)を受ける数日前に担当医から、かぜ引かないでくださいねと言われました。かぜを引いて体調不良になると、手術が中止になり、リスケジュールということになります。入院期間も長くなり、病院とっても、また、本人にとっても不都合になります。医師としては患者本人に体調管理に気を張らせて、手術をスケジュール通りに進めたいということなのでしょう。

 

2018年4月下旬、日中は気温も暖かく、入院病棟は空調がしっかりと管理されており、病室を出る時も病衣にパーカーを一枚着ればかぜは引かないであろうと思いました。数日前に受けた心臓カテーテル検査、心筋生検の後、2,3日、時間帯によっては少し熱もありました。朝と夜は看護師が体温と血圧を測りに来るのですが、自分でも少し熱っぽいなと感じた時は、すぐに熱を測りたいと思い、入院する際は体温計は持ってきていなかったので、1階にある売店で体温計を購入しました。

 

手術に必要な検査、MRI、CT、心臓超音波検査、心臓カテーテル検査等は一通り終わっていたので、手術前日は病室でゆっくり過ごせました。手術に必要なもの「T字帯」はもうすでに売店で購入し、もう一つ用意するもの、手術でCRT-Dを植え込んだ後、暫くは左腕を動かせないので、手術を終えたあと「胸帯」で腕と胸を固定します。2018年2月下旬にペースメーカー植込み手術の後で使った胸帯を持ってきたので、看護師に確認をお願いしました。その胸帯をそのまま使用できるかは、手術前まで分かりませんでしたが、期日が迫ってから、新しく病院推奨の胸帯を病院内の売店で購入して下さいと言われました。

 

手術当日の朝、売店に行った帰り、病室に戻る際病棟の廊下で、後ろから呼び声が聞こえました。立ち止まって振り返ると担当医がおり、今日一番目の患者さんが、かぜで中止になったので、順番が繰り上がりました。家族に連絡をお願いしますと言われました。手術は、予定ではお昼前でしたが、朝9時からの開始となりました。