言葉をめぐる旅 plus CRT-D

じぶんの病気の付き合い方を考えるブログ

入院するということ [入院 #05]

朝9時頃病院行き、脳梗塞であることがわかりそのまま入院。病室でベッドに横になり薬を点滴。薬剤師が病室に来て、これから服用する薬と、その薬の説明をしていった。決められた薬を毎日2錠ずつ飲まなければいけないようだ。点滴をしながら、病院に着いて朝からの事々を思い出し、自分の置かれている状況、またこれから自分自身どうすればいいのか考えてみた。考えるにも言葉は思い浮かばないので、頭の中で今後ことをイメージして見る。入院して明日からどう過ごせばいいのか。病室のベッドにいること。処方された薬を決められた時間に服用すること。会社に連絡をしなければならないこと。諸々イメージしているうちに気分も落ち着いてきた。自分の言葉を発せないことは脳梗塞を発症したせいで、今後どう治療すればいいのか担当医に疑問点を聞きたい。ただ、人とのコミュニケーションは言葉を使って会話するという概念、言葉というツールを使いこなせることは今の自分自身にはできない。病院が説明する事を聞いて理解するだけだ。今までは何も意識せずに「言葉」を考えられた。家族や会社、自分が関わる人達にどう事項を伝えればいいのか。そのことを思い悩む。入院するということ病気で病院に入院し回復に向けて医療を受ける。私にとっては「言葉を回復する」ことが今後の重要な目標なのだ。