言葉をめぐる旅 plus CRT-D

じぶんの病気の付き合い方を考えるブログ

ペースメーカーCRT-D植込み手術 #3

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前回の続きです。
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昨年4月下旬から5月上旬、CRT-D植込み手術のため、大学病院に入院したことを回想します。

 

 数年前に脳梗塞に罹りリハビリ病院に入院した時のことを思い出すと、セラピスト、PT(理学療法士)、OT(作業療法士)、ST(言語聴覚療法士)がどういう風に療法を行うかは、大体分かっていましたが、心臓リハビリに関しても、心不全で市立病院に入院した時に、PTから受けたリハビリと同じだろうと想像していました。

 

今回の大学病院の入院でも、手術前、手術後、入院が終わるまでは、心臓リハビリが続きました。ペースメーカー装着した後の身体活動心不全予防や、毎日の生活の中での運動方法を具体的に教えてくれ、心臓病を悪化させないよう、体に無理がかからないように体調に気を使う、心臓リハビリにテキストはありませんでしたが、今後どう身体活動をしていけば良いか、入院中の心臓リハビリの内容を、今でも頭の片隅に置いています。

 

入院中は胸のあたりに何カ所か、リード線が繋がっている吸盤を取り付け、ポータブルタイプの心電図無線モニターにリード線をプラグ、トイレなど部屋から出る時、売店に行く時は、患者衣のポケットか、専用小型バックに入れて、モニターを携帯します。

 

ナースステーションではそのモニターを24時間監視していて、もし心電図に何か異常があれば、看護師がすぐに様子を見に来ます。夜中に不整脈がありますと起こされたり、担当医の回診の時に、不整脈が目立ちますと言われたり、CRT-D(両室ペーシング機能付き植込み型除細動器)の植え込み手術前は、不安な心境でした。