言葉をめぐる旅 plus CRT-D

じぶんの病気の付き合い方を考えるブログ

心臓カテーテル検査 #2

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前回のブログ投稿の続きです。

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2回目の心臓カテーテル検査は、去年、ペースメーカーをアップグレードするため、大学病院に入院した時でした。市立病院の担当医から、大学等の研究機関に行かないと、病気について精査できなという事で、紹介された病院でした。

病院は広く、設備も整っていました。病棟も掃除が行き届き清潔だったのですが、建物自体が古く、病院内にいると、まるで昭和にタイムスリップしたかのようでした。

入院中は、CRT-D(両室ペーシング機能付き埋込型除細動器)を植込む前に、MRICT、心エコー、心筋シンチ、心臓カテーテル、心筋生検、多数の心臓の検査がありました。新規にベータ遮断薬も処方されました。少量から始めて、徐々に増やしていくそうです。

前回の心臓カテーテル検査では、終わった直後にペースメーカーの植込みも行われました。2回目の心臓カテーテル検査は、心筋生検も一緒に行い、ペースメーカーのアップグレードは後日に行うと、スケジュールが組まれていました。

心臓カテーテル検査、終わってから切開した辺が痛くなるだろうし、2カ月は経ったが、またペースメーカーの手術をしなければならない。手術中も局部麻酔だけで目は覚めているだろうし、医師や周りのスタッフの会話を聞きながら、緊張している状態で手術台に横になっているのはつらいと、自分の病気を少しでも良くしようと入院しているにも拘らず、その光景を想像すると、憂鬱になってしまう気持ちでした。

心不全を市立病院で集中治療した時とは違い、大学病院では、水分は制限されていませんでした。毎日、体重と前日に取った水分は、渡された用紙に記入して、看護師に伝えなくてはいけません。入院している最中は、もし心不全で体重が増えたとしても、何らかの治療がなされるので安心ですが、体重に関しては、今も敏感になり、日々の注意事項でもあります。

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